二丁鼓ロゴ

予告編

映画『二丁鼓』2025年10月31日より公開!
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あらすじ

黄表紙『二挺鼓』 映画化にあたり

2025年は、山東京伝の絶筆より210年の節目にあたります。これを記念し黄表紙『箱入娘面屋人魚』の映画化で好評を博した秋原組が、実に8年ぶりとなる京伝原 の映画化に挑みます。本作は、平安時代を舞台にした将門捕物記と藤原秀郷伝説 下敷きに、風刺を効かせつつコミカルに描き出した意欲作。さらに音楽を巧みに織り交ぜ、「音楽黄表紙寓話・大捕物時代劇」として新たな表現を創出します。出演陣には ストリート系ミュージシャン、歌舞伎俳優、声優、実力派俳優に加え、ストリートモデルまでが集結。現代・江戸•平安の時代を自在に飛び越え、個性豊かなキャストが極彩色の世界を彩リます!時代とジャンルを越えた『京伝映画』がここに誕生します。


映画『二丁鼓』 原作:山東京伝

時は平安の御代。大百足を退治し名を轟かせし武将・藤原秀郷(S-KEN)と申す者、小さき港町にて人々の人気を博し、 口少なくも風雅をたしなむ粋な町人と化し心穏やかに過ごしていた。そこへ平貞盛(市川男寅)と藤原為憲(絢瀬桜妃)が、平偽門(綾田俊樹)の戦に敗走し戻ってきてしまう。帰りを待つ大納言•藤原実頼(土屋神葉)二人が戻るや 更なる偽門の追討を命じ、 万策尽きた貞盛は困り果てるのであった。 そんな最中、ある町に伝説の武将がいると耳にする。 ”トータ” という名で隠居生活をしていると聞くと、 藁をも掴む想いでようやく見つけたのだが、トータの返事は「面倒はこめん」とさらりとしたもので、要は断られたのだった。すると、 港町に暗雲が立ちこめ、全ては偽門の仕業と悟るトータ、町を守るため偽門との戦いに身を投じる決意をあっさり固めたのであった。貞盛、為憲、そしてトータは、ある奇策を胸に「七変化の妖怪と恐れられる偽門へ挑むのであった!