ヨシナカ伝説〜義仲穴相関図

清    姫      中山エミリ

中山エミリ

清姫 きよひめ

幼い頃、親に捨てられ孤独の中で生きている清姫。髪は赤いため、黒い布で頭部を覆いその身を隠しながら村の外れで幼い頃から暮らしていた。放れの清姫と呼ばれ、羅差村の村人から敬遠される。

中山エミリ  なかやまえみり

1978年生まれ。「ときめきメモリアル」で映画デビュー。本作が10年ぶりの映画出演にして初主演映画となる。映画の出演は少ないが、テレビドラマで培った安定した演技で「清姫」を好演。存在感ある主演として本作をひっぱる。

良    恵      小倉一郎

小倉一郎

良恵 りょうけい

北条政子の娘、大姫の病状を診ている僧医。羅差村から発祥した病で村人たちが次々と倒れていくことに黙っていられずに城から出る良恵。しかし、数々の困難に巻き込まれていく。

小倉一郎  おぐらいちろう

1951年生まれ。「敗れざる者」でデビュー以来本年映画デビュー50周年を迎える稀代のバイプレイヤー。秋原作品は「家」に続き、5作目の出演。本作でも卓越した見事な演技で作品を彩ってくれる。

綾    部      松田洋治

松田洋治

綾部 あやべ

羅差村の光明貴妃殿の宮司。幼い頃に親に捨てられ光明貴妃殿に仕えていたため、羅差村で起こった病の深刻な状況に祀りを行うことに疑問を感じる。

松田洋治  まつだようじ

1967年生まれ。数多くの映画に出演するデビュー40年を越える名優。秋原映画は最多出演の9回目となる。本作でも癖のある役どころを難なくこなす確かな演技力で監督の信頼も厚い。組を盛り上げるムードメーカーの一面も持っている。

光明貴妃   渡辺葉子

渡辺葉子

光明貴妃 こうみょうきひ

羅差村を代々守り続けている光明大御神の末裔。羅差村で起こった病を止めようと御神託を受け、ある村人を生け贄に祀った儀式を執り行う。

渡辺葉子  わたなべようこ

数々の雑誌、CM、さらに東京コレクションをはじめ数多くのステージに立つトップモデル。秋原監督とは秋原プロデュース作品「妖蝶キリコ」で秋原作品初出演を果たし、昨年の「家」に続いての出演となる。長身を生かしたインパクトのある演技は秋原映画に欠かせない。

大    姫      小出由華

小出由華

大姫 おおひめ

北条政子の娘。木曾義仲公の息子義高が人質として北条家へ捕えられたが、度重なる脱出の際、大姫と出逢い恋に落ちるが。

小出由華  こいでゆか

1985年生まれ。幼少より子役として活動し、「ウゴウゴルーガ」のルーガちゃんとしてブレイク。その後も着実にテレビドラマ・舞台をこなし、演技派の若手とし注目される。本作が映画は4作目であるが、その存在感は周囲を唸らせるほどである。

義    高      中山卓也

中山卓也

源義高 みなもとのよしたか

義仲の息子で大姫の仮初めの許嫁として、また義仲の無法を治めるための人質として鎌倉へ下る。しかし、父義仲が討たれたことにより義高は命を追われる身となった。鎌倉を脱出しようとする義高であったが…。

中山卓也  なかやまたくや

1988年生まれ。中学生時代から映画に出演し、17歳で「青空のゆくえ」で主演。その後も映画を中心に活動する若手俳優。秋原作品には前作「家」に続き連続3回目の出演。本作でも苦悩する義高の存在感を見事に演じている。

巫    女      今村祈履

今村祈履

巫女 みこ

光明貴妃に仕える巫女。光明貴妃の御神託により祀りを執り行う準備を仕切るが、思わぬ邪魔が入るなか、光明貴妃をお守りする。

今村祈履  いまむらいのり

1983年生まれ。秋原映画に不可欠なバイプレイヤー。秋原作品9作目の出演は松田洋治と並び最多出演。今回も巫女という難しい役を所作も含めしっかりと演じて作品に花を添えた。舞台・映画と活躍する若手女優。

義    仲      立川談吉

立川談吉

源義仲 みなもとのよしたか

裏切を受けたとして源頼朝によって謀殺となり首を取られる。しかし、その首は義仲公ではなく別の者であった。まだどこかに潜んでいる義仲公の居場所として羅差村が浮かび上がるが。

立川談吉  たてかわだんきち

1981年生まれ。立川流落語家。彼の所作と声と存在感を聞いて、義仲役のキャスティングに苦悩していた監督が即決したという本作サプライズキャスト。監督の期待通りの個性ある演技は本作の作品性を強烈に高めた。落語同様、今後の演技にも期待したい俳優だ。

能    直      スティーヴ エトウ

スティーヴ エトウ

大友能直 おおともよしなお

羅差村の混乱に乗じて、どこかに潜む義仲公の生捕りを北条政子と企て、数々の情報を元に画策し、義仲公の居場所を突き止める。

スティーヴ エトウ

1958年LA生まれ。今回も出演と音楽監督の二つの大役をこなす秋原映画不可欠の音楽家。少ないセリフでも凄まじいオーラと存在感を出すのは国内屈指のパーカッショニストとして多くのステージパフォーマンスをこなした証か。本作では政子の懐刀である大友能直役を演じる。

可    助      直江喜一

直江喜一

可助 かすけ

羅差村の地主。村人たちから厚い信頼を受けている可助だが、羅差村の病に愛娘、タエが倒れる。この病の原因である清姫へ復讐を誓う可助だが。

直江喜一  なおえきいち

1963年生まれ。「3年B組金八先生」での加藤優役であまりにも有名だが、確かな演技で印象的な役を演じるとあくの強い存在感を出してくる渋い名優である。秋原映画は本作が初めての出演ではあるが、期待通りのインパクトのある演技で脇をがっちりと固めている。

重    定      永山たかし

永山たかし

高田重定 たかだしげさだ

綾部宮奴に家来。生け贄や子供を捕え綾部の指示に従う。村の混乱にも冷静を装うが、ある時とある場所へ現れ、本性が明らかにされる。

永山たかし  ながやまたかし

1978年生まれ。確かな演技力で注目される若手俳優。秋原作品は今回が初の出演であったが、監督からの注文に対応しながら、自分なりの表現でこなす存在感のある演技は周囲の人を唸らせる。今後の活動からも目が離せない俳優だ。

政    子      相本久美子

相本久美子

北条政子 ほうじょうまさこ

頼朝の正妻。娘の大姫が、父の命により義高が暗殺され茫然自失となったことを受けとめ、大姫の病を治そうと良恵に懇願するも日々衰えていく大姫。娘を助けるために動きはじめる。

相本久美子  あいもとくみこ

1 9 5 8 年生まれ。8 0 年代を代表するトップアイドルから、今世紀初頭より女優へと転身。映画は8年ぶりの出演となる。女優として個性あふれる芝居を魅せる。

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